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白百合クラブ
2006/10/31 16:11:31 書庫 スタッフ便り一覧
uppic 芸能の島・石垣島の中でも、特に芸能がさかんだといわれているのが、島の東海岸にある白保の集落です。
白保は、世界有数のアオサンゴ群落がある美しい海で有名ですが(⇒そこを埋め立てて新空港を作ろうとして反対運動が起きたことでも有名になりましたが)、フクギと石垣に囲まれた町並みで、昔ながらの沖縄らしい雰囲気を残している集落です。
この土地には、数多くの伝統芸能が継承されていて、数多くのアーティストが輩出されていて、数多くの一般芸人(=宴会で踊り出さずにはいられない人々)が生息しています。

終戦の翌年、白保の音楽好きな青年たちが、百合が浜に集っては手作りの楽器を持ち寄り、歌や踊りを楽しんでいたそうです。
白百合クラブ”と名づけた楽団を結成し、島の若者が憧れる人気バンドとして石垣島内外で活動をしたそうな。
この白百合クラブ、多少のメンバーの入れ替わりはあるものの、現役で音楽を続けていて、なんと今年で結成60周年!!
オリジナルメンバーは80歳を超える人もあり、おそらく日本最長寿のバンドでしょう。

「ナビィの恋」などで有名な中江裕司監督(BEGINの青春時代をモデルにした映画「恋しくて」も来春公開予定♪)がこの白百合クラブに惚れ込んで、数年前に「白百合クラブ東京へ行く」というドキュメンタリー映画を作りました。
2年前、この映画の石垣島上映会&DVD撮影兼CD録音用ライブ付き!を見に、市民会館に行ったのですが、なかなかすごかった☆

笑いありホロリ涙ありの映画を鑑賞したあとに、本物のオジィオバァが登場しました。
白百合クラブのレパートリーは民謡もありますが、ほとんどが昭和の歌謡曲。
ウラ若いヤドカリにはほとんど馴染みがない曲ばかりなんですけれど。
これが、楽しかったのです!
70歳くらいのオバァが恐ろしく激しいダンスをしたり、80歳くらいのオバァが恐ろしくセクシーなチャイナ服で踊ったり。
こう文章で書くと、ちょっとゲテモノ風(失礼)なイメージを与えてしまうかもしれませんが、そんなことは全然なくって、オバァ達が恐ろしくカワイク見えるのです。
オジィたちがにっこりと歌う白保版「十九の春」は、相当エッチな歌詞なのですが、どういうわけだか、健康的な感じがするし。

そしてライブに重なるように、会場のあちらこちらからオジィオバァの歌声・歓声・指笛・・・
客席が盛り上がるほどにステージの上のオバァの足も高く上がり・・・

白百合クラブは、みなさんが歌や踊りが上手なわけではありません。
もうちょっとはっきり言ってしまいますと、むしろ素人っぽい。
白百合クラブの魅力は、歌そのものというわけではないのです(失礼!)
老人らしからぬパワーや長い歴史、というのも足りないような。

究極の魅力は「楽しんでいる」ということでしょうか。
長い人生を得て酸いも甘いも知り尽くしたオジィオバァが、「いろいろあるけど、とにかく楽しいのがいいさーねぇ」とばかりに、本っっ当に楽しそうに歌ったり踊ったりしていて、見ているだけで楽しくなっちゃったのでした。
それから、「観客が楽しんでくれるのが、心から嬉しいんだよー」という気持ちが溢れまくっていました。
「楽しむ」ということはすごいことだな、と、ある意味感動的なステージだったのでした。

昨夜、白保公民館では白百合クラブ60周年記念のパーティーが行われたそうです。
楽しい祝いの座だったんでしょうね。
ちょっと覗いてみたかったような。

うちの元シャッチョーも2年前に、この上映会&ライブを見に行っていて、自分の還暦の誕生日にかなり詳しく“独り言”をつぶやいています。
覗いてみてくださいませ♪


ホテル日航八重山
http://www.nikko-yaeyama.com



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