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『望むからではない...避けられない義務なのだ』
2008/07/27 21:10:57 書庫 全般
八重山諸島近海にある台風8号の影響で、朝から強風&大雨
昨年からの特徴だと思うんですが...最近の台風は、石垣島近海で発生して、数日後に直撃!というパターンが多いような...

海水温の変化とかあるんでしょうか...


こんな日は...自宅でゆっくり映画でも。。。

やっと見る事が出来ました『グッド・シェパード』
アメリカ諜報機関...第二次世界大戦からCIA誕生...そしてキューバ危機という実際に起きた歴史的な事象を背景に...国家そして組織に人生を翻弄される寡黙な諜報員を描いた映画。


諜報員(いわゆるスパイ)を描く映画というと..007などのように、派手なアクションシーン満載の映画のように思えますが、これは...その対極にあるといってもいいほど...淡々と静かに物語りは展開していきます。

それにしても...長い映画です。

2時間40分!
劇場で見るには、ちょっとしんどいですね。


映画のタイトルである『グッド・シェパード』...聖書の中に出てくる『良き羊飼い』という意味なんだそうです。
国家と組織の任務を寡黙に冷徹に遂行する主人公を指して...『良き羊飼い』としているのでしょうが...聖書の世界を深く知る欧米人にとっては、言葉以上の重みのあるタイトルなんでしょうね...

また、主人公も所属していた、歴代大統領や議員、政府高官を数多く輩出した...実際に存在する秘密結社...スカル&ボーンズの世界が、終始描かれているのも...

とにかく...諜報の世界がない(...と書いたら語弊がありますが)日本人に、世界の牙と牙をむき出して国益の為に闘う、世界のリアルな現実を見せ付けられる映画です。

...この映画で、一番印象に残ったセリフ...
主人公の若き諜報員...エドワード(マッド・デイモン)を諜報の世界に誘ったサリヴァン将軍(ロバート・デ・ニーロ)の...

『望むからではない...避けられない義務なのだ』というセリフ

とても重い言葉ですよね。

歴史上起きた出来事...歴史に『if』はないと言いますが、過去の戦や出来事も...すべて『望むからではなく、避けられない義務』から起きているんだということを、改めて考えさせられました。

また...自分に起きている事も...

それにしても...この映画の主人公にマット・デイモンを起用するのはどうなんだろ...
マット・デイモンは素晴らしい俳優なんですが...ちょうど同じ頃に公開されていた、これまたCIA等の諜報の世界を描いた...『ボーン・アルティメイタム』の主人公も、マット・デイモン...

『グッド・シェパード』の寡黙な諜報員エドワードと...『ボーン・アルティメイタム』の最強の諜報員ジェイソン・ボーンの姿が被ってしまい...
寡黙な主人公であるはずの、エドワードが...映画の中で、派手なアクションをするのでは...変に期待しちゃったりしてしまいました(^^;)

それと...サリヴァン将軍演じる『ロバート・デ・ニーロ』の存在感は流石でしたね。



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