八重山島風ブログ こんにちは ゲスト さん。 ログイン・ブログをはじめる  
移住者から...
2007/01/12 01:31:06 書庫 全般
uppic

一昨年...我が社に、今年..定年を迎えるので、八重山に家を造り移住したいという、川崎市で中学校の教員をしているご夫婦からメールを頂きました。

土地は、竹富町のある島に購入済で、そこに家を建てたいとの事でしたが、話を聞いていると、その購入した土地の地目は「畑」で、その島の売主が地目の変更を責任を持って行うとの約束で購入したはずだけど、いつになっても地目の変更が出来ない...と悩んでおりましたので、竹富町役場で調べてみると、来年再来年で地目変更できるような場所ではないという事が発覚...

私は、そのご夫婦の依頼で、その島に渡り...その地主さんに会って状況確認を行いましたが、埒が空かないので、土地代金回収の書類を作成して、分割で返金してもらうことに...

そして、石垣島の条件に合う土地を探し回り...石垣島の野底に条件に合う土地があったので、そこを購入して頂き、昨年末に無事..そのご夫婦の家がほぼ完成致しました。

かなり、厳しい予算でしたが..そのご夫婦の経緯を知っているだけに、会社のスタッフ...設計士、下請け業者さんにも協力してもらっての完成でした。

そのご夫婦から、年末...手紙を頂きましたので、その一部を紹介したいと思います。。。

日頃...メールでのやりとりが殆どでしたが、その手紙は...奥様の直筆でした。改めて...直筆の手紙の温かさを感じました。

「...(中学校の)授業や部活動で休みもなく、時間に追いたてられて生活していた私達にとって、八重山への年1回の旅行は、何ものにも変えがたいものでした。

先日亡くなられた児童文学者の灰谷健次郎さんの〈太陽の子〉という本を読み、八重山や波照間に興味を持ち、ぜひ1度行ってみようとと思ったのが最初でした。

すぐに魅せられてしまい、数年通うと、いつか住めたらどんなにいいだろうと思うようになりました。

でも、それはあくまでも夢で、実現するとは思いませんでしたので、○○島の土地の話には、何も考えず飛びついてしまいました。

〜省略〜

...(工事関係者)私達の夢の実現のために、多くの方々が心を砕き、応援してくださった、支えていただいたということを、しみじみ感じました。

50数年の人生の中で、このような思いはなかなかありません。

〜省略〜

八重山の人々の温かさと誠実さを知り、このような人達と残りの人生を過ごして行きたいと思うようになりました。

私たちで(この島の)役に立てることがあったら、進んで役に立てるようになりたいと思っています。」

お客様から、このような直筆のお手紙を頂き..改めてこの仕事のやりがいと使命を感じました。

八重山への移住者が増え続けることへ、いろんな意見がありますが、移住者の殆どの方が、このご夫妻のように、ささやかな夢を抱いて移住されて来ています。

私達が気付かない、八重山らしさ...というのも、教えて頂きました。

この島にほんの少しだけ永らく住んでいただけで、目の前の...増え続ける移住者や建設ラッシュに目くじらを立てるのはどうかな...と思いますね。

そして、先日書いた景観計画も、庭の広さをどれだけにしろとか赤がわらを葺けとか...お金に余裕のある方々の議論ですよね。

このご夫婦のように、これまでの人生の殆どを、誠実に真面目に仕事をし、コツコツと貯めた大切な貯金で、家を建てる人のことも考えてもらいたいです。



人気blogランキングへ

コメント(0)