2007/02/19 23:34:43 |
全般 |
今日の八重山毎日新聞に、『中国が3月から輸出禁止? 生コン用砂不足で建設業界ピンチ』という記事が掲載されていました。 生コンクリートの構成材料はセメント、水、骨材の3種類。うち骨材は容積で約7割、重量で約8割を占めており、その骨材に砂利と共に生コン用の砂を使用しています。 建築の9割以上を鉄筋コンクリート造の八重山にとって、骨材の砂の輸入元となっている中国からの輸出禁止は、生コンクリートの価格上昇→建築コストに影響が出そうです。 記事で、中国政府が、今回の輸出禁止の方針を決めた背景に、「国内の資源や環境を保護する観点からコンクリート用砂の輸出を禁止」とありますが、実際のところは中国の急激な発展に伴う建設ラッシュで、国内の建設基礎資材不足が問題となっているからでしょうね。 中国の急激な発展と建設ラッシュにより、数年前より「鉄」の価格が、かなり高騰しておりました。1990年代後半の鉄筋や鉄骨の価格相場からすると、現在の1?当りの単価は、倍近くに跳ね上がっており、跳ね上がった要因は、鉄の原料となるスクラップを中国が高値で買い占めたり、完成品を、日本国内より高値で安定して買い取ってくれるからです。 最近では...日本国内の田舎の方で、電線が数キロに渡って盗まれたり、道路側溝のグレーチングが盗まれたりもしているようですが... また、鉄筋コンクリート住宅には価格上昇に繋がる更なる悪い要因が... 今度は、コンクリートを流し込む際の型枠...その型枠の90%以上を、南洋材を使用した型枠用ラワン合板(通称:コンパネ)を使用していますが、その輸出元であるインドネシアが、ラワン合板の原木となる熱帯雨林の保護を厳格化した事と、中国向けの輸出の割り当てを増やしたことから、昨年夏頃より価格が急上昇&超品薄状態が現在も続いております。 更に追い討ちをかけるように、重油高により、アルミ等も価格上昇! 更に更に、関係するところで...住宅ローン金利の上昇&沖縄振興開発金融公庫の住宅ローンの借入額上限の引き下げ&自己資金比率の上昇... これから、マイホームを計画している方々には、悪い要因ばかりが続きますね。 このような建設資材の高騰が続いている状況下で、建築単価は上昇したのか...というと、そうでもありません。 そのシワ寄せは、建設現場で働く職人さんや労働者の賃金に来ているんですよね。 ホントに...建設会社は大変なんです...聞いてる?村の人民軍よ。 しかし、建設資材で...一向に価格上昇が無く価格が変わらないのが...国産木材で、50年前より価格が上がらないのは、玉子と木材(国産木材)と言われてます。 国境を越えた情勢の変化が、市民の身近なところ...住宅にまで波及してきていますが、これまでの何でもかんでも日本の経済力に任せて海外からモノを買い漁る時代から、これからは、国内資源の有効活用に目を向けて行かなければなりませんね。
コメント(1) |
|




2007/02/19 23:34:43