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パンドラの箱...
2010/05/06 18:08:29 書庫 全般
去った4日、鳩山首相が総理就任後初となる沖縄を訪問しました。
政権最大の問題となっている、普天間基地移設問題で、今月末の移設候補決定に向けての、政府の方針を、仲井真沖縄県知事、市町村長、県民に説明する目的での沖縄訪問でしたが...

結局のところ...
昨年の総選挙前に、選挙公約として「国外、最低でも県外」ということを言っていましたが、実際に政権を担う立場になり、現実の安全保障環境を目の当たりにし、事実上...「県内移設」に舵をきりました。

先月まで、この問題の「腹案」というものがあると国会でさんざん言っていましたが...

とんだ「切腹案」でしたね。


これまで、前政権下で取り決められた名護市辺野古への移設計画は、13年もの年月を掛け、地元と調整を行い、厳しい環境の中での理解を得て、移設計画着手直前まで進んでいたものを、鳩山総理は、覆してしまいました。

この13年の年月...
我が国、アジア・太平洋地域における安全保障という国家の根幹にかかわる観点から、関係者による地元との調整、地元住民の方々の理解、政治的根回し、米側との調整...という大変な作業を続けた末の移設計画でしたが、それは、沖縄県民、そして地元の方々の苦渋の選択でもありました。

それを、鳩山首相は、浅はかな票欲しさの先回りポピュリズムで、戦後日本の欺瞞の象徴である沖縄の基地問題という「パンドラの箱」を開けてしまいました。


ギリシア神話では「パンドラの箱」から最後に...「希望」というものが世に放たれました。。。

一国の総理が「抑止力というものを知らなかった」という、この悲劇的な状況の中から、今一度、国の安全保障のあるべき姿というものを国民的議論とする「希望」に変えていければと思います。

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