2007/05/04 02:25:31 |
全般 |
今日は憲法記念日...制定から60年の還暦を迎えた、日本国憲法です。 憲法改正に意欲を示す安部総理は、憲法記念日を前に憲法改正に向けた異例の首相談話を発表しています。 また、全国各地で護憲・改憲・論憲・創憲の方々が、集会を行なったようですね。 石垣でも、イオンタウン近くの国道沿いで、護憲派の女性団体が、横断幕とプラカードを持って街頭演説を行なっていました(最近...不発弾処理の為に石垣市議会が可決した自衛隊不発弾処理隊の常駐に抗議した女性団体でしょうか...) 昨年..八重山JCの理事長を務めていた際に、地元新聞社の憲法記念日の企画で、改憲の立場から護憲の立場の方と紙上討論というかたちで、意見を述べさせて頂きました(...懐かしいなぁ〜)。 http://www.ishigaki.fm/yjc/2006/pdf/20060503riji.pdf 現在の日本国憲法について、護憲・改憲で論争になるのは、概ね..その制定の成り立ちと、憲法9条についてだと思う。 制定の成り立ちの問題としては、日本が占領下にあった中で、G.H.Qの指導の下に制定されたということであり、占領憲法と言われたり暫定憲法といわれる所以でもある。 敗戦後...日本を占領した連合軍は、日本の国体を根本から崩そうと、帝国憲法を破棄し、早急に新憲法を制定する必要から、急ごしらえで、現憲法を制定...わずか6日間で... 明治憲法(大日本帝国憲法)が、9年もの長い期間を掛け制定したのと比べると、やはり暫定憲法としか云う他ありません。 おそらく、G.H.Qも日本が主権回復後は、新憲法を制定すると思っていたはずで、実際に、憲法制定に関わった米国人が、日本がその憲法を今もそのまま使用していることに、驚いているのだそうです。 同じ敗戦国のドイツが、憲法改正を46回も行なっているし、他国も同じように時代に合わせ、憲法を何度も改正している。 日本も、主権を回復した後に、憲法改正を行うだろう...日本人のみならず、誰もがそう思っていたはずである。 それが、現在まで改正されなかったのは...自由主義陣営と共産主義陣営が戦後の覇権をどちらの側が握るか...という覇権争いに、敗戦で牙を抜かれたとはいえ、潜在的に大国としての能力を持っている日本の憲法9条が、それぞれの側の思想に影響を受けた者達に利用されていたことも一因だと思う。(これについては、いつか時間を割いて書きたいと思います。) 制定から現在に至るまで、護憲・改憲論争でも、日本のあり方を論じる前に、常に様々な思惑が複雑に絡み合って来た日本国憲法... 真の自立国家日本創造の為にも、一度..新憲法制定の手続きを行い、国民が草の根でも議論を深め、その結果...同じ憲法を使用して行こうとするならば、それはそれで、日本国民自らの手で制定した憲法として、誇りをもって掲げましょう。
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