自分の事として考える...
講演の冒頭...佐藤正久元隊長は、「鳥の目」と「虫の目」を持つことの大切さの話をして頂いた...
「鳥の目」とは、上から広い世界を見るように、視野を広く持つこと。。。
「虫の目」とは、国民の目線、庶民の目線...相手の目線に立ち、相手の痛みを理解する事が必要だということ。。。
イラクのサマーワに派遣された陸上自衛隊は、常に...「虫の目線」で、イラク人の目線に立って、イラク人の痛みを自分の事として、復興活動に取り組んだ。
その結果...1発の銃弾を撃ち込まれることなく、1発の銃弾を撃つこともなく、復興支援活動を遂行することが出来た。
常に上から目線で「支援してあげているんだ」という態度の米兵とは違う...日本人ならではの細やかさと思いやりの心が、現地の人々の信頼を得ることが出来た。
しかし、現地に派遣された自衛隊員は、常に恐怖と戦っていた...銃やライフルが氾濫する中で、誰が敵で味方かもわからず、自衛他員の誰もが怖くて怖くてしょうがないと言っていた...それでも、国のため国益のために、死に物狂いで頑張った。
イラクの砂漠では、気温が摂氏60度になったこともあった...その気温の中で、防弾チョッキ着用の重装備で使命感に燃えて頑張った。
日本の誇りのために...
しかし、国内では...現場で死に物狂いで頑張っている自衛隊員の苦労を他所に、参議院最大与党は、「鳥の目」=「理論」だけで、政治ゲームを行い...
砂漠よりも過酷な灼熱のインド洋の船の鋼板上で、各国の軍隊が、未来の平和で安定した世界を将来に残すことが国益であると信じ、共に連携しながらテロとの闘いを遂行していた海上自衛隊を「憲法違反」だと言い、任務半ばで国内に引き戻した。
シビリアンコントロール(文民統制)は絶対である...テロ特措法期限切れの午前零時....海上自衛隊の司令官は、「無念」とだけ語り、共に理想とする世界を目指し、信頼関係を構築していた各国の仲間と別れ...ただ1ヶ国だけ現場を撤収した。
国民にとって...目先のガソリンの値段は、とても気になる...しかし、そのガソリンがどこで汲み上げられ、どの海を通って来るのかを想像できない。
安全保障とは...国防とは、国民からは最も遠い存在である。
...私は、主催側の担当者として、会場最後列の席で、佐藤元隊長の講演を聞いていました。
その間...何度も、涙を流しました。
涙を堪えるのが必死でしたが、とめどなく溢れる涙を堪えることは出来ませんでした。
最後列の席から...会場の多くの方が、頬を拭っている姿が見えました。
表層しか伝えないテレビの報道では知ることの出来ない、遠い異国で...私達と同じ年の若者達が、必死になって国益のために、日本の誇りのために頑張っている真実の姿。
生と死の狭間で、高潔で困難な任務を遂行し...結果を出した元隊長の真実の話は、聞く者の心を掴み...日本という国家の在り様を考えずにはいられませんでした。
...ブログでは、講演のほんの1部しか伝えられないのが悔しいですが、いつか...佐藤元隊長の話を聞く機会があれば、是非..聞いてください。
講演後は、沖縄地区協議会の安里会長とのディスカッション...
沖縄県民...そして沖縄のJCメンバーに大いなる使命と夢を与えて頂きました。
講演会終了後...
佐藤元隊長は、羽田行きの最終便で、東京へ戻られました。
2月22日...佐藤元隊長は、朝4時に起き...地下鉄に乗り、モノレールに乗って、6時半発の飛行機で石垣島入り...そして、羽田行きの最終便で東京へ戻り、赤坂の議員宿舎までの地下鉄の時間を気にしながら(常に庶民の目線です!)議員宿舎で床に着くのは、翌日の午前2時...2時間余りの睡眠で、4時半に起き、海上自衛隊イージス艦の事故の件で、みのもんたの朝の番組に出演...
イージス艦の事故は、残念な結果となってしまいましたが...
安全保障政策を、国防の現場を、国民が身近に感じ、理解し...国民の負託と信頼に応える為に、ほぼ..不眠不休で頑張る佐藤元隊長...
頑張ってください。